防災防犯マインド日記

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zoom RSS ゴミ拾いと防犯

<<   作成日時 : 2005/04/30 15:29   >>

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雑学関係のインターネット・サイトを見ていたら、ガーディアン・エンジェルスの記事にヒットした。「守りの天使」という意味のボランティア集団だが、赤いベレー帽に白いTシャツといういでたちで、地域の犯罪を防止するために街をパトロールする、16歳以上の若者の集団ということらしい。

ニューヨークで活動している集団ということで、過去にニュースでその活動振りが紹介されたのを記憶しているが、日本でもその支部が出来てから何年も経っているようだ。

そもそもの生い立ちは、「ゴミ拾い運動」(1979年)から発しているという。いったい、ゴミ拾いと防犯はどう結びつくのであろうか。

ゴミが溜まれば不潔でじめじめした雰囲気になってくる。イメージは暗い。しかし、きれいに清掃されると明るくなる。1972年に沖縄の施政権が日本に返還されて以降、本土の資本が進出し、基地の街のイメージが変わり、基地周辺の暗い犯罪が多かったときと比べ格段に明るくなり犯罪がそれまでよりも減ったという。明るさには犯罪を寄せ付けない何かがありそうだ。

ガーディアン・エンジェルスの創設者カーティス・スリワはマクドナルドの夜間店長だったという。マクドナルドには、店の周囲をきれいに清掃するというルールがあるようで、これは当然のことであろうと思う。誰だって、店の周囲が汚ければその店に入りたく思わないだろう。店そのものを、不潔を放置する店とお客は判断してしまう。その結果、店の売上にも影響が出てくる。経営者としては当然の方針ではないか。

しかし、ニューヨーク市サウスブロンクス区(このゴミ拾い運動の発祥の地)は非常に治安の悪い地域で、日本の場外馬券売り場を想起させるほど、掃除しても掃除してもゴミが溜まるという悪循環であったそうだ。

スリワは、決してあきらめず、逆に「ゴミと戦う」強い決意を示したという。3〜4人でチームを作り、店の周りから徹底的に清掃を始めた。成果があがり、店の周りにゴミが出なくなって、さらにその範囲を拡げ、ボランティアチームを作って町内まで清掃を行ったという。最初のボランティア13人の話は全米の評判になったという。評判が評判を呼び、多くの若者がボランティアとして結集した。

そして活動の場をニューヨークの地下鉄に移し、ゴミ拾いから始めた。清潔になると治安もよくなる。今でこそニューヨークの地下鉄は安全になったが、20年以上前は一人で乗ったら危険とよく言われたものだ。勿論、ジュリアーノ・ニューヨーク市長の登場によってニューヨーク全体の治安はよくなったが、行政側の対応とは別に、ボランティアがゴミ拾いから始め、治安回復に貢献した活動は見逃すわけにはいかない。

「ゴミ拾いと防犯」、犯罪は暗くじめじめした所で行われる傾向が強い。明るくすることが防犯につながるなら、まずはゴミ拾いからか。卑近な例でいえば、住宅街で夜間にゴミ出しのルールに違反してゴミを出す人がいる。こういうことをする人は夜間勤務の人たちである。朝に出す時刻には在宅でない人たちだ。しかし、見つけたら、誰かがすぐに撤去しないと犯罪の温床になりかねない。すぐそこに放火魔がいるかもしれないからだ。

<AISBN:4803732086>NPOによるセミフォーマルな犯罪統制―ボランティア・コミュニティ・コモンズ</AISBN>
NPOによるセミフォーマルな犯罪統制 ボランティア・コミュニティ・コモンズ

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